nagano

紅葉狩りという言葉を聞くと、思い出すことがあります。
ある年の8月の残暑真っ只中に友人より「紅葉狩りへ行こうよ」と誘いを受けました。
えっ、まだ夏なのに。。と思いながら気軽に「うん、いいよ」と返事を返した私、「じゃあ、後はよろしくね」と電話を切られました。

友人は事を起こすのは好きだけど、計画は全くしない人なので、私が場所から何からすべて手配をしないといけないんです。

紅葉の条件とは

ネットでまずは「紅葉の条件とは?」と検索。
ふむふむ、昼間と夜の温度差によって葉の色が変わるという。

だから、山の紅葉は平地よりも映えて見えるんだね。
じゃあ、近くの山へでもドライブすればいいかな?と最初は思いました。
でも、普通に山へいって紅葉見るだけじゃあおもしろくないだろうし、きっと彼女は「それだけじゃあつまんない」っていうことが目にうかんだので、私はもうひとひねりしてみました。
「紅葉伝説のある山」で検索をかけてみたのです。伝説という言葉ってなんてわくわくする言葉なんでしょう。

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2時間サスペンスドラマのタイトル

ではないけど、興味をそそられますね。
検索結果には、鬼女紅葉伝説というのが出てきました。信州は戸隠の奥、鬼無里(きなさと読む)に昔から伝わる伝説だそうです。
内容は、面白いというかちと怖い物語のようですが、その土地には跡地や石碑、建物があるようだし、何といっても、場所は山奥、これはただ紅葉を見に行くのではなく、その物語をたどりながら紅葉を楽しめそうな場所じゃないと私は一人PCの前で興奮しました。

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鬼女紅葉伝説とは?

平安時代、会津に伴笹と菊世と名乗る子宝に恵まれない夫婦がおりました。
第六天魔王に祈ったところ呉葉(くれは)が授かりました。
大きくなった呉葉(くれは)は豪農の息子に求婚されなんと秘術を使い自分の分身を作り、身代わりに結婚させたのでした。

呉葉は家族とともに京へ上りました。
呉葉(くれは)は紅葉(もみじ)と名前を変えてすごしているところ源経基の御台所の目にとまり召し抱えられる事になりました。
やがて腰元から出世した紅葉は源経基の寵愛を受けるまでになり妊娠しました。
ところが、この頃に源経基の御台所が病を患い、その原因を突き詰めたところ紅葉の呪いであると比叡山の僧に診断されてしまったのでした。
紅葉は両親と一緒に信州戸隠へ追いやられたのでした。
その紅葉が戸隠の鬼無里(きなさ)というかつての長野県北部にある上水内郡にあった村にたどり着きました。
村では最初は村の人達と仲良く暮らしていたのですが次第に悪事を働くようになったと言います。

とうとう鬼女と呼ばれるようになってしまったのでした。
住んでいる所を戸隠の荒倉山に移すと今度は「鬼の岩屋」とよばれる洞穴を住処にして怪力の持ち主「おまん」をはじめとする何人かの手下達とさらに悪事を働いたのでした。
この話しがなんと都に伝わり平維茂(たいらのこれもち)は朝庭から鬼女退治を命令されたのでした。
土地勘の無い平維茂(たいらのこれもち)は弓矢を使い2本の矢を使って鬼女の居場所を占いました。
山で酒宴をしている紅葉達にでくわし紅葉を退治しに来た事は伏せて一緒に酒宴に加わったのですが散々な目にあいました。

維茂は神仏にすがり別所観音に参ったところなんと17日目に白髪の老僧が夢枕に立ち降魔の剣(ごうまのけん)を与えたのでした。
この降魔の剣を使ったところ紅葉も観念したのでした。

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鬼女紅葉まつり

そして、その土地(長野県戸隠の鬼無里(きなさ))では紅葉の真っ盛りの10月末頃(第四日曜日)、伝説にちなんだお祭りも開催されているのです。
これは行かない手はありません。彼女は歴女でもあるのできっと喜んでくれるはずです。
しかし、結局この紅葉狩りの計画は実現しませんでした。

電話を受けて1ケ月もたたないうちに彼女の結婚が決まり忙しくなってしまったからです。
残念でしたが、紅葉のことも知ることができ、いい思い出になりました。

紅葉狩りとは?見頃や時期についてまとめ

長野県の紅葉の時期からすると10月の下旬頃が紅葉の見ごろの時期ですね。
暑くもなく、寒すぎず、爽やかな空気を山でおもいっきり満喫したいところですね。

気温の変化にともなって木々の葉が赤や黄色に色づいていくんですね。
燃えるような赤い紅葉と渓谷。
まるで絵画をみるようですね。
時間を作ってぜひ四季がはっきりしている日本の紅葉を見て歩きたいものです。

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