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2016年のノーベル医学・生理学賞を受賞したのはなんと東工大栄誉教授の大隅良典(おおすみよしのり)氏でした。
オートファジーはパーキンソン病等の神経の病気の治療方法や予防方法に役立つと期待されている発見なのです。

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オートファジーとは何?

簡単に説明すると
細胞の内部において不要なタンパク質などを分解するという【オートファジー】という仕組みを解明した研究が評価されました。」

生物というのは元々飢餓状態になると自らの細胞を作り変えたり休眠状態になったりして胞子を形成する事などをつうじ、古くから知られていたんです。

細胞の内部ではみずからのタンパク質を分解する仕組みがあるという事については1960年にベルギーのドデューブ氏がマウスの臓器で見つけていましたが。実はその仕組までは分子レベルとなると未解明のままだったのです。
ドデューブ氏は1974年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。
日本人がノーベル賞受賞するのはこれで3年連続です、アメリカ国籍を取得している人を含めると25人目になります。
医学・生理学賞を受賞するのは昨年の大村智氏に続いて4人目の快挙なのです。

 

大隅良典栄誉教授ってどんな人?

福岡県福岡市出身の71歳です。

福岡県立福岡高等学校卒業
東京大学、理科二類に進学する。
昭和47年東京大学の大学院を出ています。

 

お父さんは九州大学の工学部教授を努めていました。
四人兄弟の末っ子としてうまれたのでした。

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専門分野は何?

生物学を専門としていました。
特に分子細胞生物学などの分野を研究していました。

 

その後アメリカにあるロックフェラー大学へ留学しました。
この時に酵母を使って細胞内部の働きを詳細に調べる研究を始めたのでした。
昭和63年には東京大学の研究室で顕微鏡を覗いていた時になんと細胞の【液胞】と呼ばれる器官の中において、小さなタンパク質が激しく動く様をみつけたのでした。

 

これはどういう事かと説明しますと栄養が足りなくなった酵母が細胞の成分のたんぱく質を分解しようと液胞に取り込んでいる、オートファジー様子を発見したのでした。
栄養不足の状態にしてもオートファジーが起きないという酵母を人工的に作って、正常な酵母とどのように違いがあるのか比較をしたりしてオートファジーに必要な遺伝子は何か追求をして特定したのでした。
元々は分子の仕組みまでは解明されていなかったのですが、根気よく研究をしてオートファジーに必要な遺伝子は植物や動物にも共通している事が解かってきました。
ついには細胞に核を持っている全ての生物(ヒトも含んでいます)が持っている生命の基本的な仕組みである事も突き止めたのでした。

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ノーベル賞2016のオートファジーとは何まとめ?

オートファジーの研究については世界的に激しい競争が続いていると言われています。
このオートファジーに関係する論文は昨年1年間でも約5千本もあると言われています。
このような研究の大元となっているのがなんと大隅栄誉教授の発見なのです。いかに生命科学の文やに大きな影響を与えていたのかがおわかりになるでしょう。

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