結論を先に書きます、きちんと温度管理して醗酵させた甘酒に酸味はありません。
米麹とおかゆを55度~60度の適温で醗酵させた甘酒は濃厚な甘みがします。
出来上がった甘酒の甘みが足りなかったり酸味がするのは温度が高すぎたり低すぎるのが原因です。
我が家でも魔法瓶や炊飯器を使って甘酒作りにチャレンジしましたが結局、甘酒メーカーを買いました(笑)
目次
甘酒ブームの始まり
2016年の秋くらいから甘酒ブームが始まりました。酒粕を使った甘酒と米麹を醗酵させた甘酒の2種類あり、ブームとなっているのは米麹を使った甘酒です。
酒粕を使った甘酒は酒粕に甘みがないため砂糖などで甘みをつけています。
米麹と米と水をあわせて醗酵させて作った甘酒は、麹が米を分解してできたブドウ糖の甘さです。
米麹で作った甘酒は飲む点滴と呼ばれ美肌に良い!疲れが取れると人気です。
我が家でも手作り甘酒がブームに
数年前まではスーパーで売られている甘酒は酒粕を使ったタイプが多かった気がします。
甘酒がはやりだしてから「米麹入り」の商品が増え始めて、最近では米麹だけで作った甘酒も増えてきましたが酒粕で作った甘酒よりお値段が高いです。
市販の甘酒を買うより甘酒を手作りしたほうがお得!ということで我が家でも魔法瓶や炊飯器で甘酒を作り始めました。
甘酒は酸っぱくない
「甘さ」を言葉で表現したり数値化する方法が判りませんが、困ったことに家で作った甘酒の甘さが作るたびに変わるんです。
温度管理に失敗したときは「甘みが無い」ので醗酵時間を延長していると、、、酸っぱくなってしまったり
もったいないですが泣く泣く捨ててしまいました。
失敗した甘酒の使い道
甘酒が甘くならなかったら、もう一度まんべんなく混ぜてから1~2時間保温しながら醗酵させましょう。
それでも甘くなかったり、酸っぱい状態なら、生ゴミに混ぜましょう。
微生物の分解作用で消臭効果があります。
甘酒メーカーを購入するまで
サーモスタット付きの甘酒メーカーは簡単そうですが、購入するのを躊躇していました。
何かの料理を作るための専用調理器具は我が家では粗大ゴミになる可能性が高いんです。
我が家では、まったく使われなくなった「ジューサーミキサー」や「たこ焼き器」が台所の隅っこでホコリをかぶっています。
甘酒メーカーを買っても飽きてしまってホコリをかぶる可能性はありましたが、甘酒作りの温度管理が面倒なので結局買いました。
甘酒メーカーを使ってみて感想
魔法瓶や炊飯器で甘酒を作っていた時は微妙な甘さの甘酒ができあがり、まあこんなものだろうと思っていました。
ところが甘酒メーカーで作った甘酒の濃厚な甘さには驚きました。
米麹とおかゆだけでこれだけの甘みが引き出せることに感動です。
砂糖の甘みと違ってべたつく感じが無く、胃の中にすっと入っていく感じです。
飽きのこない甘さで時々甘酒を飲みたくなるので甘酒メーカーはホコリをかぶらず活躍しています。
温度管理に気をつかわずにすむので気軽に甘酒を作るようになりました。
作るのも簡単で米麹とおかゆを容器の中に入れて良く混ぜるだけです。
後は出来上がるまでほっておけばよいので楽チンです。
他の甘酒メーカーと比較したことはありませんが問題なく使えています。
甘酒用のおかゆは少し固めで炊きましょう。
やわらかいおかゆだと、すぐに分解されますが、それ以上に甘くなることはありません。
麹菌がおかゆのでんぷん質を分解してブドウ糖を作り、それで甘みがでます。
少し柔らか目の御飯を炊くような感じで、固めのおかゆを炊きましょう。