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フィッシュガールは女子高校生!スゴ技でマグロの解体ショーは宇和島の新名物
2016年12月8日放送の「あさチャン」で放送された「女子高生のマグロ解体チーム」
東京・豊島区にある西武池袋本店で行われたマグロの解体ショーを行ったのはなんと女子高生なんです。解体ショーのイメージが変わりました。
学校の部活動からできたフィシュガールの奮闘ぶりに私達も思わず頑張って!と声援を送りたくなりました。

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現役の女子高校生がマグロを解体?

美味しいのクロマグロ60kgを解体します。
なんと司会も女子高校生が行います。

ではマグロの解体ショースタートです。
マグロを解体しているのは濱田春菜さん18歳。

のこぎりや出刃包丁、じゅうとうを巧みに使いながら解体していきます。
カマが取れました!
みるみるうちに片身にしてしまいました。
その様子を実況するのは松本唯さん18歳と岡本紗希(さき)さん18歳です。
3人は愛媛県立宇和島水産高校に通う現役の女子高校生なんです。

女子だけで結成した女子高生のマグロ解体チーム「フィッシュガール」のメンバーなんです。

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フィッシュガールのスゴサ1

魅力はプロ顔負けの解体技術
中骨が外れました!みなさんに中骨を披露します。
特に難しいとされる中骨の切り取りもアット言う間に完了

マグロの赤みの説明も

マグロの赤みはなんと!ひき肉よりタンパク質が豊富なんです。
中落ちはマグロ全体の1%しか取れない為究極の赤身とも呼ばれています。
ギャラリーのお父さん層や子連れのお母さんがついつい真剣に聞き入ってしまうほど。

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フィッシュガールのスゴサ2

フィシュガールは凄い所は軽快なトーク&知識なんです。
終始お客さんを楽しませてくれます。
豪快にクロマグロの片身をギャラリーに見せます。
拍手喝さいです。
女子高生が解体したという話題性もありマグロは飛ぶように売れていきます。

 

魚喜 関東第一事業部長 星剛恵さんのコメントは
技術的にも素晴らしいし色々、マグロの知識も知っていて自分達も驚来ました。

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フィシュガールにインタビュー

まぐろが皆さんの手に取ってもらえるのでどうですか?
岡本紗希(さき)さんは嬉しいです。
純粋に嬉しいです。
松本唯さんは、愛媛の味を楽しんでもらう訳なんで買ってもらえたらあ~ヤッタ!って思います、
素敵な笑顔がこぼれます。

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フィッシュガールとは?

愛媛県立水産高校の女子学生の部活動の呼び名なんです。
フィッシュガールは発足5年目でメンバーは9人です。
週末になると全国の百貨店へ出張します。
全国の百科てで年間40回超えのショーをこなします。

 

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シンガポールでも活躍

海外へも行きます。
シンガポールやマレーシアでマグロ解体の技術を披露した事があります。

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どうしてフィシュガールができたの

地元で養殖業を営む福島和彦さん
(日鮪島鮪養殖有限責任事業組合)
水産業の低迷やエサの高騰
ものすごくキツイ時代に入っています。

かつて愛媛県はマダイやハマチの養殖が盛んでした。
1千億円の売上を誇っていました。
景気低迷やエサ代などの高騰が原因で2000年代にはピーク時の半分まで生産量が落ち込んだんです。

そこで11年前から始めたのがクロマグロの養殖なんです。
難しいチャレンジでしたが当たれば大きいクロマグロです。
すると早い潮の流れや豊富な酸素などがマッチして天然マグロに引けを取らないトロと赤身のバランスが良いマグロの養殖に成功したんです。

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フィッシュガールの高校は

愛媛県南部の港町にある宇和島水産高校
水産食品科では缶詰などの水産加工品の製造技術を学んでいます。
水産食品科では2年生の必須科目にマグロ解体があります。
マグロ解体の奥深さに魅了された女子生徒が集まって出来たのがフィッシュガールなんです。

実は学校の部活動なんです

松本唯さんはまさか自分が大きいマグロを解体できるようになるとは思わなかったし、フィシュガールをやったおかげであがり症も治りました。

濱田春菜さんは、楽しくやってるんで自分も楽しみながら伝えていく愛媛産業です。
早くて3回のマグロ解体でお客さまの前で解体ショーができるようになるという。

宇和島の新名物を売り込みたい!

そんな時に頼ったのが宇和島水産高校の女子生徒だったんです。
女子高校生達が持つ技術や知識に話術を活かし女子高生のマグロ解体ショーを開催しました。
地元のマグロを首都圏に売り込もうと考えたのでした。

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心配する顧問の先生

この話を受けたフィシュガール顧問の鈴木康夫先生は
高校生がマグロを解体をして素人が何やってるんだ!という目で見られるのではないか?と思ったんですけど・・・

心配をよそにマグロ解体ショーは大盛況を収めます
一生懸命に何よりも楽しそうにマグロを解体するフィシュガールの姿が多くの人の心に響きました。

すると地元にはこんな効果が

高校生があんだけ一生懸命にやりよるんでやっぱり手を抜けなくなりました。
養殖業の福島和彦さん、フィシュガールに笑われたらいけないという気持ちで一生懸命頑張っています。

愛媛県 プロデューサーの加藤龍彦さん

彼女達と一緒になって地元の活性化の為に意欲がますます湧いてきます。

フィシュガールを支える人たち

東京からそんなフィシュガールを支える人たちがいます。
日本橋三越本店「吉川水産」で働く寺坂美和さん
実は彼女は2年前に宇和島水産高校を卒業した元フィシュガールなんです。

 

後輩たちが少しでも安心してショーに臨めるように事前準備を手伝っているんです。
寺坂美和さんのコメント;(私の時代は)とにかく明るく元気に楽しくやってるって感じだったんですけど今の子達は知識がスゴク勉強してきているのでレベルが上がったな~って思います。

フィシュガールの日常

平日は勉強、休日はマグロ解体ショー、フィシュガールのスケジュールは人気アイドル並のスケジュールです。
山本璃希(さき)さん:すごく大変なんですけど、やっぱり学校だけではなくて学校の外で色々な事が学べる。

フィシュガール顧問の鈴木康夫先生:(解体ショーで)土日無くても行きたいという子が来るので・・・よく頑張ってくれてるとおもいます。
2年前に卒業した河野奈津美(こうのなつみ)さん
フィシュガールは高校を卒業しても地元愛が変わりません

松本唯さん:自分でどんどんこれからも外に愛媛の魚を売り出していけたら良いなと思います。

h2>フィッシュガールは女子高校生!マグロの解体ショーは宇和島の新名物まとめ

最近の女子高校生はと厳しい目で見る節もある昨今ですが、この愛媛県の宇和島水産高校のフィシュガールの頑張りには目を見張りました。

部活動なのに、あんなに大きなクロマグロを3回ほどで習得してデパートなどでショーをこなすという。
度胸をつける意味でも、仕事というものの厳しさを知る事にとても役立っている。

社会人でも人前でトークをするとか司会をするなんてあまりない事
生きる力をある意味高校で教えてもらえるなんてなんで素晴らしい事なんだろうと感心しました。

スマホをいじって自分磨きも良いのですが、このフィシュガールはある意味本当の自分磨きだと思いました。
是非とも長く続いて欲しい部活動だとおもいました。
 
フィシュガールの料理に舌鼓!ピカピカ学園「宇和島水産高校」編です
 

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