2016年10月30日「主治医が見つかる診療所」で放送された
「もうがんにならない早期発見&最新予防SP」
がん最新情報と最新のがん早期発見と最新予防方法を番組では徹底的に紹介します。
今や2人に1人が発症するという
がんになるのとならない分かれ道はどこにあるのでしょうか?

広島市でがん検診の費用まとめ

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がん検診受けていますか?

がんの検査法や治療法は飛躍的に進化しているのは本当ですか?
秋津医院 院長
秋津壽男 医師
にお尋ねしました。
生涯のうちに2人に一人ががんになるというので

官民一体となっていろんな発見法
治療法を模索している最中です。

どんどん新しい方法がみつかっているんですが残念な事に死亡率でむしろ3人に1人がガンで亡くなっているのが現実なんです。
早期にみつかれば本当に100%近く治るんですが残念です。

なぜ秋津壽男 医師が残念がるのかというと
がんを見つけられない
検査していただけないという事があるという
がんの症状が出てから受診したのでは遅くなってしまうという

いかに症状が無い時にみつけて
症状が出る前にやっつける事が大事だといいます。

がんの対策は医療技術の進歩に比べるとまだまだ実を結んでいない

がんの死亡率を大幅に減少させた県

がん死亡率が低い県のランキング
広島県(全国一の改善率)
1995年39位→2014年8位

※国立がん研究センターがん情報サービスより

広島県がどうしてがんの改善率が上がったのか?

広島県にはがん検診をPRする特使がいます。
デーモン閣下なんです。
広島県がん検診啓発特使なんです。
あのデーモン閣下ががん検診をPRしていたのです。

なぜ?
デーモン閣下が世を忍ぶ姿で小学生の時に広島県に数年住んでいたのでした。
デーモン閣下にとって人間界の心のふるさとなんです。
がん検診PRの依頼を受けた時の心境は?

そういう依頼が来るんだ~と思った
世のため人のためになる事につながるような活動だから悪魔がやるかね~?ってとこだね。

ところで広島県はなぜ?悪魔にがん検診のPRを依頼したのでしょうか?
詳しい事を聞くために広島県庁へいきました。

健康福祉局 がん対策課
課長の佐々木真哉さんにデーモン閣下を起用した理由を伺いました。
やはり悪魔という事でですね!
県の中でも色々議論はあったということはありますが、ここは思い切って何か変えていかないといけない
インパクトが無いとなかなか皆さんの記憶に残らない・・・そこで
デーモン閣下に
かん検診啓発特使になって頂いたのです。

47都道府県中!当時の広島県のがん検診受診率は
大腸がん 39位
乳がん 35位
肺がん 33位
(※厚生労働省 国民生活基礎調査(平成22年)より)

全般的に低く問題視されていました。
そこでがん検診率を高めるために
インパクトのあるデーモン閣下(悪魔)を起用したがん検診啓発を始めたのです。

デーモン閣下によると(最初は)やんわりと始まったね!
どちらかというとね
あの・・・姿格好が強烈なので
あまり最初から語気が強いとどうなのか?というのもあったと思うけど

面白いのが
がんの受診率が上がっているのと
このキャンペーンをしってますかみたいな調査がある

皆さんご存知ですか?っていう調査では
グォーンって最初に上がっている

みんなこういうキャンペーンが行われている事はわかっている
でも(がん検診の)
受診率はこのぐらい(少し低め)だったので

2013年のキャッチコピーは

広島県民よ!
いったい、
いつ受けるのだ。
「がん検診」

分かってんのにまだ受けていないのかよ!
というのが2年め
これが年々強くなっていくのだ

2016年のキャッチコピーは

受けてない者!
喝!
がん検診

怒られちゃったとい内容です。

喝を入れられた方の反応は?

結構色んなところにはってあります病院とかにもありますし。
がん検診行こうみたいな
ペタって貼ってあるの見ます。

インパクトある(デーモン閣下のポスター)
恐怖で行かせる
恐怖でがん検診

がん検診の通知ハガキもデーモン閣下

広島の女性たちよ!
もう待てぬ。
すぐ
受けたまえ!
がん検診

県庁のお知らせとは思えないほどの
まるで「ファンクラブの会報?」のようでインパクト抜群
このような活動の結果
広島県のがん検診キャンペーン認知度は
2012年の46.9%だったのに

2年後の
2014年には83.4%までアップしたのです。

県内のほとんどの人が知る事になりました。
商店街めぐりやトークショーなど様々な方法でがん検診をアピールしてきたデーモン閣下

一番効果があったのは
仮の球場で行った
広島カープの始球式

今この野球場にみんな集まって来て楽しく野球を観てますか?

元気だからできるんだよね!
元気な時こそ実は自分が気がついていないだけでちょったしたガンの種が体の中にあるかも知れない。

どっか具合が悪くなって医者に行くのでだ遅い場合があるので
元気な人ほど行かなければならない!

そんなデーモン閣下のPR活動の成果もあって
広島県の大腸がん検査受診率は
2010年 23.3%
2013年 37.2%

広島県胃がん検査受診率は
2010年 32.6%
2013年 40.5%

広島県肺がん検査受診率は
2010年 23.3%
2013年 41.3%

悪魔の声がみごと広島県民に届いた事が証明されたのです。
デーモン閣下を起用した広島県は大成功

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広島県のがん対策の猫とは?

広島県ではがん対策の取り組みで
がんよろず相談医もあるらしいぞ

がんよろず相談医とは?

医師が専門分野にかかわらずがん検診をすすめたりがん相談におうじたりする事でがんの死亡率そ下げようとする試みです。

2012年にスタートした制度です。
参加した医師はがんよろず医と認定されて認定ステッカーがもらえるのです。
描かれているのは猫なんです。

なぜ猫?

がん検診うけニャ~
ちゃんとがんを予防せニャ~
これは広島弁なんです。
いまでは広島県には約700人のがんよろず認定医がいます。

広島県の病院ではある事が行われています。
県内の女性が白内障の診察のために眼科医へ行ったところこんな一言が
「ところでがん検診は受けていますか?」

他にも水虫の治療で皮膚科にかかったところ
「がん検診」をすすめられたとか。

というのは、広島県では医師の専門分野にかかわらず患者にがん検診をすすめる事が日常的に行われているのです。

そんな医師たちによる取り組みを始めたのが
三原赤十字病院の有田健一医師です。

多くのがん患者を診察する中
がん対策は早期発見が大切だと痛感しているという。

がんにほとんど接する事もないようなお医者さんも含めて広島県の医師をできるだけ総動員してがんに対して対応しようじゃないか。

この「がんよろず相談に」というシステムを作る事にしました。

定期的な検査でがん早期発見に効果を上げています

実際に胆のうがんが発見された患者さんがいます。
たんのうがんは初期の症状があまり無い事が多く早期発見が難しといわれています。

定期検診を受けた時に胆のうにポリープがあるという検査結果がでました。
もともとかかりつけだった医師からはがんの可能性をつう医されていました。

検査結果を持って医師に相談しました。
その結果手術で胆のうを除去することにしました。

すると・・・
取った胆のうを病理検査で調べて頂いたらやっぱり
がん細胞になりかけのがあったということで
結果的に早めに取り除けました。

良かったと思っています。
早期発見だったために転移などもなく現在はすっかり健康になりました。

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広島市でがん検診の費用まとめ

ガン検診の自己負担金は種類によって異なります。

400円から3300円まで
胃がん検診(内視鏡検査) 3300円
胃がん検診(X線検査) 2200円
子宮頸がん検診/頸部のみ 1000円
子宮頸がん検診/頸部及び体部 1800円
乳がん検診 1600円
肺がん/エックス線のみ 400円
肺がん/エックス線及び喀たん 900円
大腸がん検診 400円 
 

広島市がん検診の自己負担金から引用

下の場合は無料になります。

(広島市がん検診の費用についてから引用)

•生活保護世帯であることを証明するもの
•市民税の非課税世帯であることを証明するもの
•70歳以上であることを証明するもの
(広島市国民健康保険加入者の元気じゃ健診の場合は、60歳以上であることを証明するもの)
•後期高齢者医療被保険者証

(広島市がん検診の費用についてから引用)