桜の名所でもある兼六園は、もちろん県内トップの人気を誇る花見スポットとなっています。
兼六園は江戸時代の大名屋敷の庭園だったところですから、スケールが違い、桜の種類も40にのぼります。
日本三名園にも数えられる庭園でもあり、この季節には例年39万人もの花見客が訪れ、賑わいます。北陸新幹線の影響もあって、今後もますます人気を集めそうです。
金沢の兼六園の桜を楽しむ無料開放の時期は?
金沢の兼六園の桜の花見の無料開放期間は、気象台の開花宣言の後に決定されます。例年、7日間ほど無料開放されています。
ライトアップは18時から21時30分までです。ちなみに平成28年は、3月30日に開花宣言が出され、無料開放期間は4月2日から4月10日まででした。
その前の平成27年は、3月31日に開花宣言が出され、無料開放期間は4月4日から4月12日まででした。
桜が満開だったのは、4月6日から11日までです。ここ18年の間で、最も開花宣言が早かったのは3月26日で、その年の無料開放期間は、3月30日から4月7日まででした。
最も開花宣言が遅かったのは4月11日で、その年は4月14日から無料開放期間が始まり、4月22日まで続きました。
桜の開花宣言を待って、花見のスケジュールを立てるのが望ましいようです。
兼六園のライトアップされる時間帯はいつ?
兼六園では四季の移り変わりを夜も楽しめるようにライトアップを実施しています。
時間帯はというと、桜を楽しめる春には7時から21時30分まで、暑さの中で涼やかな雰囲気を楽しむ夏は19時から21時まで、
夏の暑さも落ち着き静かな夜を楽しむ秋には19時から21時まで、そしてひんやりとした寒さを感じながら歩く冬は17時30分から21時となっています。
それぞれの時間には多少の差がありますが、夕暮れ時から21時頃までに兼六園を訪れれば、暗い夜に鮮やかな庭園が映し出されるライトアップと出会うことができるでしょう。
なお、兼六園は有料で入園する時間帯と無料で入園する時間帯があり、ライトアップが始まるまでの通常営業時間は有料で、始まってからは無料ということになっています。
無料で楽しみたいのであれば、時間は間違えないようにしましょう。
ライトアップの時期になると、観光客が大勢来るので、観光客が行列をします。
雰囲気は楽しむことが出来ますが、細かい部分までしっかりと見ておきたいというのであれば、一度通常営業をしている時間に訪れて、夜に改めてライトアップを見に行くのが良いでしょう。そのときには、足元が暗いですから、転ばないように注意が必要です。
金沢駅から兼六園までのアクセス 所要時間はどのくらい?
金沢市には、路面電車とか地下鉄と言った交通機関はありません。
兼六園をはじめとして、主な観光地へ行くにはと路面バスやシャトルバスを利用することになります。
所要時間は、道路の混雑具合にも影響されますので、20分前後を見ておけば大丈夫と言えます。
ちなみに、タクシー利用の場合は、こちらも道路事情に左右されますが、10分程度と言われています。
兼六園は、市内を回る循環バスとシャトルバスが利用できますが、シャトルバスの運行は結構頻繁で、これを利用するのが便利とも言われてもします。
金沢駅兼六園口(旧東口)の6番乗り場より、毎日20分間隔で運行されています。
降りるには、全体で7カ所の出入り口近くの停留所を利用することになりますが、5~9番の停留所であれば、いずれも最寄りの出入り口から入園できるというわけです。
また、運行の始発は9時半で終発は17時50分となっています。
料金は、一回当たり、平日で大人200円、子ども100円、土曜日・日曜日・祝日は大人200円、子ども50円と割引料金が適用されています。
ということですが、兼六園以外の観光地を巡るのであれば、一日フリー乗車券というキップもあるので、こちらの利用がお得と言われています。
石川県の兼六園に駐車場はどこにあるの?
石川県の兼六園に観光に行きたいと考えた場合に気になるのが駐車場があるかどうかです。
バスや電車で来るのが良いのですが、どうしても車で移動しないといけない場合もありますので調べてみました。
兼六園には駐車場がありまして、年中無休で24時間営業していますが7時30分から22時以外の時間は入出庫ができなくなっています。
料金は普通車で最初の1時間が350円、時間超過30分毎に150円、1泊1030円となり、バスの場合は最初の1時間が1980円、時間超過30分毎に300円、1泊2720円となっています。
普通車554台、バス66台収容できますので割と大きいです。
もし兼六園の駐車場が利用できない場合は周辺の有料駐車場を利用する事になります。
コインパーキングも近くにいくつかあるのですが、大きな駐車場でおすすめの場所となるのが金沢駅屋上駐車場になります。
最初の20分が無料となり、昼の時間帯は30分100円、夜や夜中は120分100円と割安で普通車411台も収容できるので便利です。
兼六園までは距離がありますが駅近くの駐車場であり、そこからバスなどで行けますし、その他の観光施設に立ち寄りたい時に利用すれば良いでしょう。