天皇陛下が譲位されると「譲位の儀式」を200年ぶりにするかも知れないと題が朝から話題になっていると思ったら今度は秋篠宮さまの敬称が決まったというニュースがありました。
天皇敬称順位第1位になるけど皇太子では無いしどんな呼び名になるのかと気になっていたのですが全く見た事も聞いた事も無い敬称でした。
皇嗣殿下ってなんて読んだら良いのか調べて見ました。
皇嗣殿下の読み方は?
【こうしでんか】と読みます
通常は殿下とお呼びするのですが、秋篠宮さまには「皇嗣」がついて皇嗣殿下(こうしでんか)とお呼びします。
皇嗣(こうし)は、天子(皇帝や天皇)の跡継ぎのことである。
Wikipediaより引用
皇嗣殿下とは?
皇嗣殿下とは一体どんな役目や役割なんでしょうか?
とっても気になりました。
皇嗣とは意味
皇嗣を付け加えて皇位継承順位が第1位だとわかりやすくしているのでした。
政府が秋篠宮さまを皇太子待遇とする時にこう皇太弟(こうたいてい)とはしない方針に決めた時にこのままですと呼び名が「秋篠宮殿下」となってしまうのです。
他の皇族よりも格が上だと明確にするためにも「皇嗣殿下」とお呼びする事になりました。
待遇は皇太子待遇に昇格すると皇族費も今より多く支給されます。
私達にとって危惧しているのは、この先悠仁親王が天皇になるのか?それとも愛子さまが天皇になるのか分かららず、天皇家の先が見えない事と、現在の皇太子は生まれた時から天皇に成るための教育を受けているのに対して、悠仁親王も愛子さまも天皇になる為の教育を受けてないように思える事です。
これだけ皇族の方の数が少ないのでしたら、お子様には天皇になれるように教育をして欲しいとおもいました。
イギリスなどの外国の国では一番最初に生まれた子が将来の国王と法律を変更しているケースもありますので今一度、日本も検討し直す必要があるのではないかと思います。
皇嗣殿下の前例ってあるの?
ウィキペディアでも調べてみたのですが、皇位継承順位を明確にしていなかったために過去に皇位継承をめぐり権力闘争が起こったと記されていますが、過去に皇嗣殿下の前例があったとは記されていませんでした。
今までに皇嗣殿下の前例って無かったようですね。
皇太子や皇太弟の称号を見送った背景とは?
5月23日になって今後天皇陛下が退位した後に皇太子さまが即位した場合の皇位継承順位1位になられる秋篠宮さまの称号について話題になっています。
現在は皇嗣殿下の称号になられることで落ち着いているのですがここまで皇太弟や皇太子などの称号の案が有力だったのですがyahooに関連として掲載されている毎日新聞の記事を読むと秋篠宮さまが皇太子として育てられていない事を理由にして皇太子の称号に対して難色を示した事になっています。
秋篠宮さまご意向をくんで結局は皇嗣殿下の称号に落ち着いたとされたような書き方になっています。
今回秋篠宮さまの長女である眞子さまの婚約が内定して再浮上してきた話に思えますが、あまりおもしろおかしく色々書きたてるのはいかがなものでしょうか。
皇嗣殿下の読み方は?前例はあるの?まとめ
天皇譲位の儀式は実現すると200年ぶりだとか、なにやら歴史の教科書の中でその昔、聖徳太子の時代の話しのような難しい言葉が次から次へと出てきます。
現在の皇太子さまが新天皇に即位されると即位の礼という儀式も行われるのです。
雅子さまが結婚する時に確か日本一の旧家へ嫁ぐという言われ方をしていましたが、あ~こういう事なんだな~って思いだされました。
平成30年には新年号も決まると最近話題になっているのと同時に、眞子さまと小室圭さんの婚約内定というおめでたいニュースが駆け巡り、年号がまた変わる寂しさ、皇族の一員が減ってしまう寂しさが同時におしよせてきて、なんだか複雑な気持ちにさせられました。
「皇嗣」は中国の唐代[実際は則天の周帝国ですが]に前例があります。傀儡皇帝の睿宗[前期]が則天の即位により廃位されて「皇嗣」になりました。睿宗は則天[武氏]の子ですが、唐の高宗の子[李氏]でもあり継承が微妙であり、則天の甥である武承嗣を皇太子にという動きもありました。結局これも廃位されていた兄の盧陵王が呼び戻されて皇太子となり、皇嗣は格下げされて相王になりました。あまり縁起の良い名称ではありませんが、いろいろな意味もこめて有識者が命名したのでしょう。