熊野大花火大会はここで毎年8月17日に行われている300年もの歴史を誇る伝統の花火大会です。
毎年約20万人の人が花火大会当日訪れて大変な混雑です。
三重県熊野市の七里御浜海岸の日本百景や新日本旅行地百選にも選ばれている自然の作り出した美しい奇岩地帯「鬼ヶ城」。
なかなか読みにくい名前ですが「おにがじょう」と読みます。
元々はお盆の8月16日に木本町極楽寺の境内で初精霊供養のための寄進として行っていたものがはじまりと言われています。
明治10年に入り一時的に8月20日に行われていました。
時代的に花火大会が出来ない時期もありましたが、昭和38年になり、現在の8月17日に毎年の恒例行事として開催されるようになりました。
熊野大花火大会は大掛かりな日本を代表する花火大会としても知られており、迫力のある仕掛けや演出を楽しもうと全国からやってきた見物客で賑わいを見せます。
場所とアクセス方法は?
アクセスには主に電車や車での来場方法があります。
会場の周辺は毎年大混雑してしまいます。
↓開催地の地図
公共の交通期間を利用しましょう
国道42号線が30kmも超える渋滞になることが有ります。
大花火大会の当日なのに到着できないツアーバスが引き返すことがある程の渋滞になります。
車でのアクセスと渋滞の迂回路
花火当日は昼前から渋滞が発生します。
最初の渋滞発生ポイントが「小阪トンネルから大泊海岸」までの7キロ区間です。
ここを迂回するため「小阪橋東」交差点、「小阪」交差点から迂回路の案内です。
ぐるっと反時計周りに距離51.7キロ、1時間半~2時間程度走る迂回路です。
7キロの区間を迂回するために51.7キロ走ります、めんどくさそうですがこちらを走ったほうが早いのです。
それでも渋滞につかまる前に小阪交差点から迂回路に入れればまだましです。
国道47号線の渋滞は時間とともにもっと長くなります。
小阪交差点の手前まで渋滞が延びてしまえば迂回路に入れませんし最悪、花火の開始時間に間に合わなくなります。
車で出かける場合は出来るだけ早く出発しましょう。
周辺には有馬小学校駐車場や山崎運動公園駐車場等、約4000台駐車できる駐車場がありますが、車だと大渋滞必須なので出来るだけ公共の交通機関の利用をおすすめします。
駐車料金を清掃協力金として千円かかる場合と一部有馬小学校と、木本、花由中学校と大吹峠、大泊では一部2千円の料金がかかる場合が有ります。
電車で会場へ行く場合、JR紀勢本線熊野市駅が最寄り駅となりますが、単線しかない駅なので臨時列車も運行されていますがイベント当日はホームに人が入りきらない程混雑しています。
臨時列車の指定券購入方法は?
臨時列車の指定券の一部については大花火大会の当日午前7時よりみどりの窓口でも発売されます。
この切符の為に徹夜で並ぶ人もいるほどです。
毎年3分程で完売してしまいます。
一番混雑する場所には有料席も
ます席は5名で1万円です。
半ます席は2名で6千円です。
チケットッぴあと熊野市観光協会の窓口では6月30日から販売されています。
花火が見える穴場スポットは?
七里御浜の獅子岩から皆に側に行きましょう。
花火会場から離れれているために見玉の鬼ヶ城大仕掛け花火は望めませんが他の花火は綺麗に見ることができます。
花の窟神社近く
花火会場から1kmと離れている為かなり空いています。
熊野大花火大会の見どころは
イカダの上に乗せられた巨大な三尺玉をイカダごと爆破する「三尺玉海上自爆」は見るものすべてが度肝を抜かれる轟音と衝撃、直径600mにも広がるあまりにも巨大で美しいこの花火は大会の目玉と言えるでしょう。
熊野大花火大会のフィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」の迫力も凄まじいものがあります。
自然によって作り出された日本百景にも選ばれた奇岩地帯に一週間も前から入念に仕込まれた花火が大爆発を起こします。
巨大な花火が地面で大量に爆発するため火の粉が目の前に降り注ぐ迫力と轟音が見物客を刺激します。
地面も振動し、その体感震度は震度7にまで達すると言われています。
熊野大花火大会のまとめ
国道が単線のため大混雑をします、公共機関を利用した方が良いでしょう
車で家族で来られる場合、熊野に入るのは午前中の空いている時間にする。
場所取りは早めに行う。
駐車場を利用した場合夜中の0時までは出られない為時間に余裕がある方に向いて居るでしょう。
子連れの方は思い切って宿泊してゆっくり宿から花火を眺めた方が良いかもしれませんね。