東京周辺と関東地方の流星観測スポットも紹介します。
夏の暑い季節が始まりましたが、みずがめ座δ流星群を観測して楽しみましょう
目次
みずがめ座流星群の種類は?
みずがめ座流星群には5月の「みずがめ座η流星群」と7月の「みずがめ座δ流星群」があります。
ηの読み方はイータ、δの読み方はデルタです。
他にも「みずがめ座ι南群」、「みずがめ座δ北群」、「みずがめ座ι北群」が8月にありますが流星の発生頻度が低いです。
この記事では5月の「みずがめ座η流星群」と7月の「みずがめ座δ流星群」について紹介しています。
みずがめ座流星群の見頃はいつ?
みずがめ座η流星群
極大時刻:5月6日23時頃
流星群が最も多く発生するのは極大時刻ですが、みずがめ座η流星群はピークが高原状態なので多少ピークから外れても大丈夫です。
見頃:5月6日の深夜から7日の未明
2019年は月齢が新月で月明かりがありません、流星観測の好条件になります。
みずがめ座δ流星群
極大時刻:7月28日
極大日の前後数日は活動が続きます
見頃:7月28日の前後数日
7月28日の日没後から深夜が見頃です。
月が1時30分頃に上がって来るので月明かりを避けて観測しましょう。
みずがめ座流星群の見える方角は?
流星が発生する方向が輻射点です。
みずがめ座η流星群の輻射点はη星
みずがめ座δ流星群の輻射点はδ星
どちらもみずがめ座の付近にあります。
流星は輻射点の方角から放射状に流れますが、方角にはこだわらないで広い角度で流星を探したほうが見つけやすいでしょう。
むしろ月明かりが観測の邪魔にならないように、月が視界に入らない方角であればどこの方角を見てもいいです。
みずがめ座の見える方角はどちら?
みずがめ座の方角も確認しておきましょう。
※流星を見つけるのにみずがめ座の方角にこだわる必要はありません
みずがめ座は12星座のひとつで星座占いでも有名ですが、2等星以上の明るい星はなく見つけにくい星座です。
7月28日の21時頃にみずがめ座が東の空に上がってきます。
7月29日の0時頃の星空です、南東の空、海王星の近くにみずがめ座は位置します。
引用「今日の星空」
みずがめ座流星群を観測する準備
夜間は冷え込みます、山間部に入るときは長袖の準備をしておきましょう
・山間部ではたぬきやイノシシなど野生動物もいますので注意してください
・私有地に勝手に入ったり大声で騒がないようにしましょう
・虫除けスプレーや虫刺されの薬を持っていきましょう
・ごみは持ち帰りましょう
暗闇に目を慣らしましょう
暗闇に目がなれるまでは流星は見えにくいかもしれませんが、しだいに目が慣れてくると流星が見えるようになってきます。
町の街灯や自動販売機の照明が届かない暗い場所を見つけて観測を始めましょう。
関東地方の天体観測に適した場所は
街中は照明が明るく夜空が照らされているため目を暗闇に慣らせるために市街地を離れた所が流星観測には適しています。
・全方位が見渡せる開けた場所
・周囲に迷惑をかけずに長い時間、場所取りできる公園
・山間部や海辺で街の照明が届かない場所など
関東北西部の天体観測スポット
東関東の観測スポット
関東南部の観測スポット
【神奈川県】
東京都内の天体観測スポット
☆武蔵野の森公園
〒183-0003 東京都府中市朝日町三丁目
☆砧公園
〒157ー0075 東京都世田谷区砧公園1番1号
☆夢の島公園
〒136-0081 東京都江東区夢の島
☆奥多摩湖
☆石神井公園
〒177-0041 練馬区石神井町5-17