今までの練習の成果を力の限り発揮しようと高校球児が夏の甲子園球場で繰り広げられる熱い試合。
熱闘甲子園テーマソングを「光と影の日々」AKB48がMステで熱唱しました。
熱闘甲子園テーマソングはしっとりとした曲ですがなんと甲子園には魔物を引き出す魔曲なる曲があるという
「甲子園ブラスバンド」2016年8月19日のミュージックステーション(Mステ)では甲子園で演奏されるブラスバンドの秘密について語られました。
梅津有希子がすすめる応援歌名曲とは?
ブラスバンドの応援曲を今までは自分の高校の校歌とか試合を盛り上げる為とか勇気づける為くらいにしか思っていなかったのですが、どうやら試合に合わせて選曲して演奏していると知って驚きました。
高校野球ブラバン応援研究家という肩書を持った梅津有希子が甲子園の応援曲を選んでくれました。
レディオフィッシュ
ヒューマン
アフリカンシンフォニー
エルクンバンチェロ
SEE OFF
コンバットマーチ
ダッシュケイオウ
試合がピンチの時に魔曲なるものがある
そのきっかけがなんと和歌山県にある智弁和歌山高校だというのです。
ジョックロック、これは相手側を不安にする効果があるという。
ジョックロックは2000年に登場しました。
その年の準々決勝
智弁和歌山高校は新曲ジョックロックを演奏することになりました。
するとその日ずっとノーヒットだった選手が
いきなりヒットしたのです。
デットボールとヒットでワンアウト1塁と2塁・・・・
その実況の直後まさかのホームランを放ちました。
8回裏
奇跡の同点3ランです。
その日智弁和歌山高校のブラバンは奇跡の新曲ジョックロック演奏し続けるのでした。
さよならヒットで勝利
なんと全国大会を制覇してしまったのでした。
2006年夏準々決勝での出来事
相手校に4点リードされている智弁和歌山高校。
帝京打線炸裂して5点を追う事になったのでした。
こだまするブラバンのジョックロック
すると帝京の投手に変化が・・・
2者連続のフォアボール
ピッチャーとしてはストライクを取りに行った筈のそのタマ(球)が・・・
なんとホームランへ!
12-11点の1点差に縮まったのです。
その時の様子を実況すると・・
3つ目のフォアボール
(不調になった帝京の投手)
ここで帝京はピッチャー交代!
ここで甲子園に鳴り響くジョックロックの魔力が・・・
さっきピッチャー交代したばかりなのにまたもや
たった1球でピッチャー交代!
しかし間が悪い事に
タイムリーヒットで同点へ
さらにその回
5つ目の四球で満塁になったのでした。
フルカウントからの6球目です。
アナウンサーが叫びます
「外れました!」
押しだしで1点
13点です。
結局ギリギリから逆転劇が演じられたのでした。
智弁和歌山高校の勝利で幕は下りました。
この時の帝京ピッチャーが思い出を語る
あの時・・・頭が真っ白で何も覚えていない
ただ・・・ジョックロックだけが頭にひびいている・・・と
恐るべし甲子園のブラバン曲の秘密
曲調で球児の試合まで左右してしまうとは・・・