建築家の大島芳彦(おおしまよしひこ)氏が1月16日放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されます。

日本では現在、老朽化した空き家や空き店舗が急速に増加して社会問題になってきました。

住む人がいなくなった家に新しい価値を与えていきます。

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大島芳彦 プロフィール

おおしまよしひこ
生年月日は1970年生まれ
出身地は東京出身
出身校は1988年に桐朋高校卒業
学歴は1993年に武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業、カリフォルニア芸術大学へ進学
職業は建築家

 

実家の仕事を継ぎたくなくて美術学校へ入学したという。
家賃5万円を友達と半分ずつ出しあいました。

部屋を改装すると近所の子供達が遊びにくるような部屋でした。
不動産屋を営む父から古くなった物件に、すむ人が居なくなってきたと。

建物が古い物件を父親から譲り受け、自分でリメイクしてみた。
家賃8万円でも借り手がつかなかった部屋に12万円でも借り手が現れたのでした。
会社を辞めてリノベーションの会社を立ち上げたのでした。

株式会社ブルースタジオとは

日本の一級建築設事務所です。
元々は1988年に大地山博がデザイン会社として創設しました。
2000年よりブルースタジオ専務取締役
石井健、大島芳彦、大地山博の3人が中心となって2000年より人の生活を豊かにするモノをデザインする業務の一つとして事業を開始しました。

ブルースタジオという会社は大地山博さんが代表取締役で石井健さん、大島芳彦さんが中心になっている会社です。

このブルースタジオではリノベーション事業に取り組んでいます。
リノベーションとは古い建築物に手を加えて新しい価値を創造する建築事業です。
大島芳彦さんが古い不人気のアパートを作り変えることで、空き室待ちの超人気物件に生まれ変わります。

建物だけでなく街全体のリノベーションの対象です。
廃墟のような状態だった団地を大胆に改修してこれも空室待ちになるほどの人気物件に変わります。

空き家の増加は住宅だけでなく、店舗についても問題になっています、全国でシャッター街化が進んでいますが、空き店舗でリノベーションして新しいビジネスを起こす取り組みにも参加しています。

古いトンカツ屋さんをカフェ「シーナと一平」をリノベーションしました。

これはまさに #香美ってる

Kihara Kouichirouさん(@kiharakouichirou)が投稿した写真 –

大島芳彦さんの奥さんと子供と年収は?

大島芳彦さんは結婚されていて奥様と2人の息子さんがいらっしゃいます。
建築業となるとかなりのお金が動くと考えられます。
おおよそですが、年収は5千万円ではと思われます。

 

大島芳彦さんの仕事の流儀を番組で紹介

大島さんは通勤ラッシュが苦手で自宅から事務所までの7kmを自転車で通います。

常に20以上のプロジェクトを抱えています

鹿児島に出張でやってきました
手がけているのは廃校になった小学校のリノベーション

まず最初に行うのはその建物が持つ良さを見つけること、窓を開けると風が気持ちいい。

提案したのは修学旅行の宿泊を受け付ける宿泊施設、建替えより環境負荷が低くてコストがかかりません

5年前の木造アパート、持ち主は建替えしかないと考えていましたが、、大島さんは柱が立派でまだ使えると判断

柱を残して1階と2階をまとめたメゾネットにしました、家賃11万で入居待ちができる人気物件になりました。

大阪・船場
エレベーターの無い古いビル、もう借り手はつかないと思っていましたが、大島さんはここをシェアオフィスにすることを提案しました。

1階の倉庫だった場所は開かれた構造を生かしてカフェに作り変え、人が集まる仕組みに変えます。

大島さんの実家は不動産屋を営んでいましたが、親の家業を継ぐのはイヤで大学では建築学を学び、建築事務所に就職しました。

大島さんはすごい建物を作ってやると夢を持っていました、やがてバブル時代が終わり、実家の不動産で賃貸の空き物件が増えていることを知ります。

現実では空き店舗や空き家が増えて建物が余っている現実をしってショックを受けました。

大島さんは実家の空き家をリフォームしてみました、古い2Kを1LDKにして借り手が付きました、これからは古い建物を生かす時代だと直感しました。

大島さんは建築事務所をやめてリノベーションの会社を立ち上げました。

ところが建替えた建物が数年で再び借り手が無い状態になることが相次ぎました。

なにが足りなかったのか大島さんは考えました。依頼主から任されたことで喜んでいましたが依頼主が人任せにするのは良いことではないと気が付きました

大島さんは建物(ハコ)ではなく依頼主を気にするようになり、依頼主とじっくり話し合うようになりました。

大島さんは建物を守るのは人の繋がりだと確信しています。

大阪の大東市、人口が減少に悩んでいます、街全体のリノベーションに取り組みます。

最初に手がけたのは北条地域です、国道沿いの市営住宅は古く空き部屋が多い

大島さんは街を歩き、街が近くの飯盛山の水源に恵まれていることに気がつきました。

市営住宅は建替えて空いた場所にはカフェや温浴施設を作ります、飯盛山に向かう道沿いの空き地は果樹園や菜園、公園に作り変えます。

こうして街の外からも人が入り、行き来が生まれます。親水公園をテーマに人が繋がるリノベーションプランが生まれました。

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