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越中おわら風の盆は富山県富山市八尾で、毎年9月1日~3日にかけて開催される富山県を代表するお祭りです。
この「おわら風の盆」の祭りの間は、普段は静かな町に、20万~30万人の人が訪れると言われています。

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越中おわら風の盆前夜祭

越中おわら風の盆は毎年9月1日より3日間の開催となりますが、このお祭りには前夜祭と言うものが在ります。
本祭りが開催される11日間の中で前夜祭が開催されているのも特徴の一つです。

Image File Library, Copyright (C) 1996 - 2007, PCCG Co.,Ltd.
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風の盆駐車場

車で来られる方へ、八尾は小さな町です、路上駐車をすると交通事故や交通渋滞を招きます、駐車場へ入れて下さい。
前夜祭(8月20~8月30日)の駐車場とおわら風の盆の(9月1日~3日)駐車場の場所が違いますので注意が必要です。
一般車は1台千円ですが観光バス(マイクロバス)は1台5千円です。

風の盆踊り動画


女性も男性もしなやかな白い手の動きが特徴で優雅な踊りに魅せられます

因みに、前夜祭と言うのは8月20日より30日までの間に行われるのですが、8月31日は本祭りのための休みになる
と言った特徴も在り、この風習は古くから行われている越中おわら風の盆の特徴と言えます。
会場地図

9月1日~3日の会場

前夜祭は各町内で開催されています

夜の8時~10時まで(降雨時中断)
毎晩1町内が輪踊りや流しを行っています。
ぜひ一緒に踊ってみてください。

越中八尾おわら風の盆前夜祭の案内のpdf

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風の盆恋歌

八尾の「風の盆」祭りが全国的に知られるようになったきっかけですが、作家の高橋治さんが「風の盆恋歌」を1985年に出版し、大ブームになりました。
その後はテレビや舞台で演じられましたが、歌手の石川さゆりさんが1989年に「風の盆恋歌」を歌いさらに拍車をかけました。

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おわら風の盆踊り方

越中おわら風の盆の特徴は越中おわら節に合わせて踊るもので、町流し、輪踊り、舞台踊りなどが在ります。
町流しと言うのは、「じかた(地方)」と呼ばれている人々による演奏とそれぞれの町の踊り手が踊りながら町内を練り歩くもので、町流しは古くからおわらの姿を伝えているとも言われています。

 

輪踊りは、「じかた(地方)」を中心にして、輪を作り踊るもので、舞台踊りと言うのは演舞場で行われるもので、競演会、各町などに設置されている特設ステージで踊るのが特徴です。

 

尚、舞台踊りでは旧踊り、新踊りと言ったは違った踊りを自在に組み込み、それぞれの町が独自の踊りを披露すると言った特徴が在ります。

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おわらの由来

おわらと言うのは言葉による説が在り、江戸時代の頃に、七五調の唄を作り、
その唄の中に「おわらひ」と言う言葉を入れて町内を練り歩いたのが、いつしか「おわら」になったと言う説、 豊年祈念を行うための「おおわら」から来たと言う説など、幾つかの説が存在していると言います。

おわら風の盆の由来

また、このお祭りの由来は豊作祈願によるもので、8月の下旬から9月にかけての季節は台風シーズンでもあり、
富山市の八尾エリアにおいては収穫前の稲穂が台風の風により被害に遭わないようにするための祭りとして
行われてきたと言います。

 

尚、盆と言うのは富山の八尾エリアの中で休みの事を盆日と呼んでおり、
台風の風と休みの盆日の二つを合わせて越中おわら風の盆と呼んでいるのだと言います。

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おわら風の盆まとめ

越中おわら風の盆には8月20日からの前夜祭がありますので、9月1日~3日の間に行けない方は8月30日までに前夜祭をお楽しみ下さい。

小さな町のため路上駐車をすると交通の妨げに鳴りますので是非、町の駐車場をご利用ください。
小説「風の盆恋歌」を読んでから風の盆のお祭りに参加するとさらに心に残るお祭りとなることでしょう。

おわら風の盆の祭りが終わる9月4日早朝には観光客を踊りて達が踊りながら見送ります。
越中八尾駅のホームでのこの光景がテレビのニュースで放送されると、夏が終わったという哀愁が漂います。

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