近年、メディアなどでも効能が取り上げられることが増えている事から、以前よりも注目度が増しているのがパクチーです。
一年草と呼ばれるセリ科のハーブであり、特有の香りを楽しめるとして高い人気があります。
世界的に口にされる食材なのですが、日本人においては特に好き嫌いがはっきりと分かれてしまう傾向にあります。
それにしても臭い消しや夏バテ防止など色々な効能があるので驚きました。
二日酔いに効くパクチー
栄養価が高いことから、できるだけ摂取するように努力した方が良いのですが、二日酔いになりやすい方に関しては必ず食べられるようにしましょう。
その理由は、前夜に許容量を超えて飲酒してしまった場合に見舞われてしまう二日酔いを軽くすることができるためです。
二日酔いに良い効能を発揮するのは、独特の香りにより胃腸が整い消化促進が行われ、体内にガスが発生しにくくなる事が関係しています。
結果的に気分が悪いという症状を軽くすることができ、すぐに再び元気に食事が摂取できるようになります。
夏バテ防止にパクチー
良また、常夏の国でも愛用されている事からわかるように、夏バテにも高い効能があります。
夏場の暑い時にパクチーの香りは刺激が強すぎるように感じられてしまうのですが、食欲が高まるので体力が低下せずに元気に夏を乗り切ることができて重宝します。
パクチーの効能摂取量は1日どれくらい?食べすぎはよくないの?
他の食材には無い特有の香りが人気のパクチーは、あっさりとした味わいに感じられることから
手持ち無沙汰を解消するためについ手が伸びてしまうものです。
適度な量を摂取することを意識すれば、高い美容に纏わる効能が得られると言われているのですが、
摂取量が過剰になり過ぎると悪影響が及ぶ可能性があるので注意しなければなりません。
特に挙げられるのが、パクチーの摂取量が増えてしまうことにより腹痛や下痢に見舞われてしまうという症状です。
パクチーには毒素を体外に排出する作用がありますが、摂取量が増えすぎてしまうと効能が強く出過ぎてしまい、下痢になるというわけです。
また、パクチーの香りが好きだというファンにとって悩ましいのが、風味が影響して嘔吐感や頭痛を感じるようになるということです。
こうした問題があるものの、無理して摂取し続けているとアレルギーに見舞われてしまうリスクもあるとされています。
アレルギーになってしまうと今後パクチーを食べることができない身体になることから、日頃から適度な量で抑えるようにしてください。
パクチーの匂いが気になるときの匂いの消し方
特有のにおいがあることで苦手な人も多いパクチー。パクチーには様々な香料が含まれていて、特に葉っぱの部分に多く含まれ特有の匂いを放ちます。
人によってはわきがのにおいにも似ていると感じるほどです。
このにおいを消しさる一番の方法は乾燥させることと言われています。
パクチーに含まれている香料は蒸発しやすいため、長時間放置することで自然とにおい成分が飛んでしまいます。
しかし乾燥させる時間もなく、早くにおいを消して料理に使うためには、調理前にフライパンで煎ったりドライヤーで温風にさらすなどをすれば、におい成分が気にならなくなるでしょう。
においがどうしても気になるという人は、乾燥させた後にした準備をすると食べやすくなります。
パクチーを生で食べる場合のにおいを消す方法としては、においを別のものでごまかしたり、封じ込めたりする方法が挙げられます。
ドレッシングをかけるのであれば胡麻ドレッシングをかけてみましょう。ごまの風味で気にならなくなるでしょう。
基本的に熱を加えるとにおい成分が飛びます。かき揚げとして調理すると、熱と油のコーティングでにおいがマイルドになります。
また餃子にも刻んで入れることができますが、肉やほかの具材で臭みが打ち消されやすくなっています。