食材として人気上昇中の「パクチー」の別名が色々あって面白い!コリアンダー、コエンドロ、香菜
以前はwikiに「コエンドロ」と「カメムシソウ」が併記されていましたがカメムシソウは削除されました。
和名は「コエンドロ」です。
国ごとに違うパクチーの別名
タイ語でパクチー
英語ではコリアンダー
中国語で香菜「シャンツァイ」
和名は「コエンドロ」ですが語源はポルトガル語です。
英語のコリアンダーは実や葉を乾燥させた香辛料を指す言葉です。
カレーのスパイスとしてコリアンダーが使われます。
中国料理では香菜「シャンツァイ」と呼ばれています。
タイ料理ではパクチーが使われますがコリアンダーとは同じ植物です。
国によって色々と呼び方が変わるですね
パクチーの日本語名は?
日本の標準和名で「コエンドロ」と呼ばれますが、元々日本料理で使われる食材ではなかったため、あまりなじみがありません。
日本ではスーパーなどで売られることもありませんでしたが、最近のエスニック料理のブームで「パクチー」や「香菜」の名前でスーパーなどでも売られているのを見かけるようになりました。
通りがよい名前は「パクチー」、「コリアンダー」、香菜「シャンツァイ」でしょう。
和名は「コエンドロ」ですが何の名前かわかる人は少ないでしょう。
日本でも今後は「パクチー」の名前で定着しそうですね
パクチーとカメムシの関係と共通点
俗称っぽい「カメムシソウ」の名前は臭いがカメムシと似ているから、そう呼ばれたらしいのです。
この名前はあまり広まってほしくありませんね。
コリアンダーの語源の「coriander」はギリシャ語では「Koriandron」で「Kori」はカメムシ(ナンキンムシ)を意味します。
大昔の人も臭いから虫の臭いを連想したのでしょう。
パクチーとカメムシの臭いの成分が同じ
パクチーの臭い成分がデセナールやヘキサナールなどアルデヒド化合物が含まれており、これがカメムシの出す臭気成分と同じです、
パクチーもカメムシも食べられる
昆虫は栄養源として優れており、昔から食用とされています。東南アジアでは臭いの強いカメムシは高級食材です。
パクチーの臭い消し
パクチーの臭いが嫌いな人はどうすれば食べやすくなるでしょうか
パクチーの臭いを消す方法は
・乾燥させる
・長期間放置すると臭いが飛ぶ
・何かでくるんでしまう
・加熱する
パクチーは生が一番
パクチーの栄養をしっかり摂取するのは生がおすすめです。加熱することでビタミンCが壊れてしまいます。
ですが臭いが気になるときは加熱することである程度ニオイを和らげることができます。
乾燥パクチー
パクチーを乾燥させることでニオイはゆるめになり食べやすくなります
パクチー餃子
生のパクチーをみじん切りにすると臭いはさらに強くなります、逆に何かに包むと臭いは和らぎます。
パクチーを餃子にして包んでしまうといいです。加熱すると臭い成分が飛びます