パクチーといえば、ここ最近で急にブームになってきたように思います。
流行っていることは知っていても和風料理で使う機会がありませんし、スーパーの野菜売り場でも、あまり見かけることはないかもしれません。
実は「パクチー」タイ語ではなく「香菜」中国語で野菜売り場で売られていることが多いのです。
それからパクチーをペースト状にしたものが売られているので探してみましょう
パクチーペーストの使い方
パクチーペーストの使い方は、色彩と香りを活かしながら行うことが基本となります。
うどん
うどんの生地の中に練り込む場合には、緑色の色彩が美しくなります。
あるいは、エスニック風の麺つゆと一緒に添えて、うどんの薬味としての使い方にするのも賢い方法です。
パスタ
パスタで使う場合にも、生地の中に練り込むことができます。
平たい麺の中に練り込んで、辛味が効いたソースで和えると、全体的な風味のバランスも素晴らしくなります。
スパゲティのような細麺に対して使う場合には、ニンニクのソースと一緒にして、最後に仕上げで加えることもできます。
マフィン
マフィンで使うときには、甘味のあるココナッツミルクを生地の中に入れて、パクチーペーストも一緒にするとバランスが良くなります。
焼き上げる段階では香りを損なうことは避けて、最後まで風味を残すようにします。
一緒に松の実やゴマも添えると、パクチーペーストの風味は格段に良くなります。
チャーハン
チャーハンで使う場合には、ナンプラーなどの魚醤と一緒にすることで、エスニックの風味が際立つことになります。
最初の段階で加えると、せっかくの芳香が損なわれることがあるため、最後の仕上げで加えていきます。
カレー料理
カレー料理では、ガラムマサラと合わせる形で、最後に少しだけ加えると上手に仕上がります。
パクチーペーストの保存期間 冷凍できるの?どれくらい日持ちする
パクチー ペーストはパクチーににんにく、塩、オリーブオイルを加えてブレンダ―で混ぜ、ペースト状にしたものの事です。
また炒めた松の実も一緒にいれてペースト状にしたりもでき、好きな様に味のアレンジが出来る物として人気があります。
全て一度に使い切る必要は無く、残った物は密封容器に入れてオリーブオイルを注ぎ、表面が空気に触れないようにすれば冷蔵庫であれば3週間程保存する事が出来ます。
また実際には冷凍保存する事も出来るようになっており、冷凍用の保存袋を利用した時の保存期間は大体1か月から1か月半となっています。
ただ途中で解凍してから再凍結するとどうしても風味が落ちてしまう可能性があるので、冷凍保存する場合は薄いシート状にして、使う分だけ解凍する様にします。
そうすれば風味を落とす事無く利用しやすくなるからです。
また保存袋ではなく小分けにしてアルミホイルで包み保存すると、
大体3か月位は冷凍保存が出来るようになります。
アルミホイルは熱伝導率が良く、保存袋に入れた時よりも早く冷凍出来ると言う事、さらに遮光性が高く耐熱等の効果も有り下が付きにくく、
冷凍焼けを起こしにくいと言うメリットも有るので、保存期間が保存袋に入れた時の大体倍位までは長くする事が出来るのです。
パクチーとはどんな味例えると何?他に似た野菜あるの?
そもそもパクチーとは、どんなものなのかということを説明します。これは、セリ科の植物で主に香味野菜として使われています。
有名なものではタイのトムヤムクンに使われています。
英語ではコリアンダーと言われていますので、料理をされるかたであれば、こちらの方が親しみがあるのではないかと思います。
香味野菜ですので好き嫌いが大きく分かれるようです。嫌いな方の中にはどんな味がするかという質問に、カメムシの味に似ていると表現される方がいるそうです。
独特の臭いが似てるからでしょう。和名がカメムシソウと付けられているのもうなづけます。しかしながら、栄養価が抜群なことを知らない方が多いそうです。
ビタミンCを始め疲労回復や生活習慣病の予防にもなるビタミンEが豊富です。
また香りの効果では女性ホルモンを正常化させたり更年期障害の予防効果があるようです。
ただ、やはり物には限度がありますので食べすぎると頭痛や下痢、睡魔に襲われることがあるので注意しましょう。