2018年に入ってすぐに見ることができる流星群がしぶんぎ座流星群です。
しぶんぎ座そのものはあまり有名ではありませんが、しぶんぎ座流星群は三大流星群の一つで2018年の一押しの流星群です。
名古屋から行きやすい愛知県周辺の天体観測の穴場スポットも紹介します。
目次
2018年 しぶんぎ座流星群を観測する準備
・真冬の最も寒い時期になり、夜半から明け方はさらに冷え込みます。充分な防寒対策をしましょう
・寒くても焚き木は危険です、強風に煽られて火事になる恐れがあるためやめましょう
・寒いときは携帯カイロなどを使ってください
・山間部に向かう場合は道路が凍結することもあります
安全運転を心がけるだけでなくチェーンも準備しましょう
2018年 しぶんぎ座流星群の見頃は?
しぶんぎ座流星群が極大時刻になる1月4日5時頃に流星の発生頻度がピークになります。
最も発生頻度が高いときは1時間に120個の流星が発生する予想が立てられています。
1番目の見頃:1月4日(木)0:00~明け方まで
2番目の見頃:1月3日(水)0:00~明け方まで
2017年 しぶんぎ座流星群の見える方角
しぶんぎ座の方角に輻射点があり、その点を中心に放射状に流星が流れます。
流星はどの方角にも現れるのでどちらの方向をみてもかまいません。
月がほぼ満月で流星観測の邪魔になるのでなるべく月と反対の方角で探しましょう。
しぶんぎ座の見える方角はどちら
しぶんぎ座の方向にこだわらなくても、流星を見るにはどの方角でもかまいませんが、しぶんぎ座の方角は確認しておきましょう。
せっかくなのでしぶんぎ座も見たいかもしれませんが、しぶんぎ座は明るい星が無く光量が低いので肉眼で見つけるのは難しいでしょう。
うしつかい座とりゅう座のちょうど間あたりに、しぶんぎ座流星群の輻射点があります。
1月4日の1時くらいから北東の空にしぶんぎ座が上がり始めます。
引用「今日の星空」から名古屋の1月4日(木)5時の星空です。
「しぶんぎ」は四分儀を意味します、古くは天文学で角度を測るための計測器でした。
しぶんぎ座は天文学者のラランド(フランス人)が決めた星座です。
ところが国際天文学連合が1922年に星座を決めるときに廃止されて、りゅう座の一部になってしまいました。
元々光量が少ない上に廃止されてしまったのであまり有名ではありません。
目を暗闇にならして流星を見つけましょう
市街地でネオンや照明で夜空が照らされる場所では流星は見つけにくいので暗い場所に出かけましょう
自販機や街灯の照明が少ない場所を探して観測場所にしましょう。
車のルームライトは消して暗闇に目をならしましょう。
目が暗さになれてくれば、最初は流星がみえなくてもしだいに見つけられるようになります。
名古屋近郊と愛知県周辺の穴場と天体観測のスポット
流星が見つかりやすい良い場所は
・市街地の照明やネオンが無い暗い所
・長時間、場所を確保しても他人に迷惑がかからない公園のような場所
・なるべく広い角度を見通せる場所
★日光川公園
愛知県名古屋市 港区藤前5丁目901
★稲永公園
愛知県名古屋市港区野跡四丁目
★三ヶ根山スカイライン
愛知県額田郡幸田町深溝小原三ケ根山
★段戸湖
愛知県北設楽郡設楽町田峯裏谷
★茶臼山高原
愛知県北設楽郡豊根村坂宇場茶臼山高原
★阿智村
長野県下伊那郡阿智村
★スターフォレスト御園
愛知県北設楽郡東栄町御園野地91-1