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潮干狩りで取ったハマグリなどの貝類を家に帰ってから食べたいけれど、どのような下処理をすれば良いのでしょうか。
潮干狩り場で取ったばかりのハマグリは、貝の表面にぬめりがあります。
目次
ハマグリのぬめりは必ず取ろう細菌が潜んでいます
そのぬめりは汚れがありますし、腸炎ビブリオなどの食中毒を起こす細菌類が潜んでいるので、きれいに取らなければなりません。
その方法は水道水で洗うだけです。海水では洗わないでください。水道水でないと腸炎ビブリオ菌などは取れません。
潮干狩りの帰りにハマグリの砂抜きができる
次にハマグリの下処理と言えば「砂抜き」です。貝を口に入れた後の‘ジャリッ’という感触は絶対に避けたいことです。
砂抜きをするには、海水と同程度の塩水に浸けておくことです。
海水は海から直接汲むのではなく、潮干狩り場に砂抜き用の海水が用意されていることが多いです。
塩水に浸けたハマグリは常温で置いておきます。冷蔵庫に入れると休眠状態になってしまい砂抜きしにくいです。
暗いところが好きなので新聞紙などで蓋をすると勢いよく水を吐き出したりして砂を出してくれます。
ハマグリの塩抜きは簡単
潮干狩り場で取ったハマグリに関しては、スーパーで売っているものと違い「塩抜き」もしなければいけません。
そのまま食べるとしょっぱいです。料理をする2時間くらい前に塩水から上げてそのまま常温で置いておくだけです。
ハマグリの砂抜きの時間は?潮干狩りした時のやり方
潮干狩りで取ってきたハマグリの砂抜きの時間とコツです。ハマグリは砂抜きが必要ないという意見もあります。
体の構造で砂を飲み込まないといわれているからです。でも、やはり砂の中で生きている生物ですから、絶対はあり得ません。
美味しくいただくためにも砂抜きはしましょう。潮干狩りをしたら綺麗な海水を多めに持ち帰ってきましょう。
それが出来ない場合は3パーセントの食塩水を作ります。水1リットルに対して食塩30グラムです。
なるべく平たいバットに貝が重ならないようにはまぐりを広げ、塩水を入れます。
できればざるの様なものを敷いてからのほうがより、砂抜きに適しています。一度はいた砂を取り込まないためです。
用意ができたら、新聞紙をかぶせて静かで暗い場所に置きます。水温は20度前後が良いでしょう。
潮干狩りで取ってきたハマグリの場合、砂抜き時間は4時間すれば大丈夫でしょう。心配な場合はもう少し長めにします。
普通に買って来た場合は1時間から2時間くらいで大丈夫です。砂抜きの段階で貝は水を吐きます。
それを新聞紙が吸収してしまっていると食塩水が少なくなってしまいますので、時々覗いてみて少なくなっていたら足してあげましょう。
潮干狩りの時期2017いつからいつまで?
潮干狩りに行くという方は、行く時期も重要となっていきます。
潮の満ち引きも考えなければならないため、毎年潮干狩りに行っている方や、今年は行くと計画している方は早めに計画を立てておいたほうが良いでしょう。
2017年の時期としては、3月中旬から潮の引く時間が長くなっていきます。
3月はまだ気温が寒いため、4月から5月の中旬が最適な時期となります。
潮の引きだけでなく、4月の末から5月の中旬まではアサリの身がしっかりとしているため、美味しいアサリを取ることができます。
日程としては、4月の29日~30日、5月の27日~28日、6月の24~25日がベストとされています。
4月29日と30日は土日で、ゴールデンウィークに突入しているという方も多いので、そちらの日を狙って行ってみても良いでしょう。
いつまで楽しめるのかというと、7月の22日~23日が最後の時期となるので、日程が合わなかったという方はこちらの日程を狙って潮干狩りに行くようにしましょう。
潮干狩りに重要な潮の引く時期ですが、気になる方は自分で調べることも可能です。
毎年海上保安庁が地域ごとの潮干狩りカレンダーと呼ばれるものを公開しているため、そちらをチェックすることで把握することが可能です。
海上保安庁提供 潮干狩り情報 2017年