特異日とは、その前後の日と比べて偶然とは思えない確率で、なぜか特定の天候になることが多い日付のことを言います。
特異日に関する研究は1920年代にドイツの気象学者アウグスト・シュマウスによって行われたのが始まりです。
しかし特異日の原因ははっきりしておらず、偶然にすぎないとも言われています。
特異日の年間スケジュール
皆さんは晴れの特異日として思いつく日はありますか?
文化の日晴れの特異日
11月3日の文化の日は特異日としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
実際にデータによると25年間で11月3日に雨が降ったのは3日だけで、まさに晴れの特異日ですね。10月10日も晴れの確立が高いと日として認識されている方 も多いと思います。
叔母様からお手紙で晴れ男だと思っていたけど、雨男説出てきた。ちなみに私が生まれてからその後、雨は降っていない11月3日文化の日・晴れの特異日。 pic.twitter.com/Jrw0TXIeMx
— 快 (@kaibutsu_oji) 2016年8月27日
実際10月10日が東京オリンピックの開会式が行われた日であったり、2000年まで体育の日に制定されていたので、晴れの日としてのイメージが強いと思いま すが、実際には特異日とはされていません。
晴れの特異日
日本(東京)で晴れの特定日とされているのは1月16日、3月14日、6月1日、11月3日です。
雨の特異日
反対に、晴れだけではなく雨の特異日もあります。
3月30日、6月28日、7月17日、9月12日は雨の特異日とされています。
特に6月28日は雨の確立が高く、東京での雨の確立は53%と言われています。
ただし地域によって特異日は異なってきますのでご注意ください。
気温の特異日
また、特異日には天候だけではなく、気温の特異日というのも存在します。
4月6日は花冷えの特異日とされ、春に近づく過程で一時的に冷え込む日とされています。
8月18日は猛暑の特異日とされているので、熱中症に注意しましょう。
台風の特異日
そのほかにも台風の特異日というのもあります。
9月17日、9月26日は統計上、台風が日本列島に上陸する回数が多いとされています。
台風の発生数や上陸数で見ると8月が最も多くなっていますが、9月に日本へ来襲する台風は、8月に比べると勢力が強く被害が大きくなる傾向にあります。
9月17日に上陸した台風としては1959年の伊勢湾台風など甚大な被害をもたらしています。
東京の晴れの特異日一覧
イベント事が多い東京都ですが、どうしても晴れの特異日が気になります。
そこで東京の晴れの特異日を一覧にまとめてみましたので参考になさってください。
結婚式など服装が気になる行事などは特にお天気が気になりますよね。
特異日のまとめ
この他も特異日には晴れの特異日気象情報、ディズニーランド特異日、花粉特異日、USJ特異日、成人式特異日、七夕特異日、というイベント関係の特異日もあります。
月ごとにも5月の晴れの特異日、6月の晴れの特異日、7月の晴れの特異日、9月の晴れの特異日、10月の晴れの特異日、10月10日は晴れの特異日というように色々な特異日があるので驚きます。
このように特異日を知っておくとこれからの旅行やお出かけの計画の参考になるのではないでしょうか?